ある新聞の投書欄の、高校一年のTさんの投書が心にとまりました。
子どもたちは日々成長し、立派な意見をもっているのだなと感心させられるとともに、親自身も子どもの行動面からのみで判断せず、「今何を考えているのだろうか?」 と子どもの心の世界を大切にしてあげたいと思いました。
投書の後半を紹介します。 この中から何かをつかんで頂ければうれしく思います。
『・・・・受験の三ヵ月前まで部活動に打ち込んでも、 全国で指折りの進学校へ合格したすごい友達もいます。 たしかに彼は強じんな体力と精神力をもっていたかもしれません。
でもその原動力はきっと「押しつけ」ではないでしょう。 彼は言っていました。 「母ちゃんはあんまり勉強しろと言わない」と。』
このように書かれていました。
立派な人というのは「志」に向かって努力した人だろうと思います。 偉人たちの中には、中学、高校、あるいはもっと後に燃えはじめた人もいると聞いたことがあります。
たくさんのことを学ぱせてあげれば、自然でも、本でも、宇宙でも、工作でも、自分から好きな物をみつけて「夢」を持てるのではないかと思います。 そして、勉強やそれ以外の素晴らしいもに向かって努力する力が出てくるのではないでしょうか。
親には努力への「きっかけ」と、そして「優しさ」を与えてほしいです』
親が考えている以上に、子どもたちの考えていることは立派なことが多々あります。
子どもに「~しなさい」と押しつけたり、命令するだけでなく、本当にやりたいことを応援してあげたり、心の支えになってあげたり、いろんなきっかけを与えてあげることがとても大切だと感じました。