「○○のせい」にすると成長できない

周りの人を見まわしてください。
そして、自分を見てみてください。

「〇〇のせいでこうなったんだ」
と言ったことはないですか?

多分誰もが当たり前のようにそのように考えているのではない
でしょうか?

「勉強ができないのは、自分の部屋がないから」

「いい学校へいけないのは塾へ行くお金がないから」

「お母さんが起こしてくれなかった遅刻した」

よくありそうな話ですね。

誰かがそのように誰かのせいにして、言い訳をしているのを、

もしあなたが聞いていたら、「そうね」と同意できるでしょう
か。

「え?自分が勉強しなかったから勉強できないんでしょ」
「お金なくても、いい学校へ行っている人はいますよ」
「自分で起きたらいいのに」

そんなふうに思うのではないでしょうか。

他の人のことはよくわかりますが、自分のことになるとなかな
か気づかないものなんです。

では、なぜ人のせいにしてはいけないのでしょうか。
相手の人にとってもとても迷惑ですが、自分にとってとても損
なことだからなんです。

人のせいや環境のせいにばかりしていると、自分自身が向上し
ません。

人は、何かをして悪い結果が出た時それを直視するのがつらい
のです。なので、つい人のせいや環境のせいにして「自分は悪
くない」と責任逃れをしてしまうのです。

でも、いったん自分の責任と考えてみてください。
そうすると、向上するきっかけが発見できるのです。

今回は自分がこんな失敗をしてしまったので、次は違うやり方
をしてみよう。

もっと違う解決方法はないかな。
などと、頭はフル回転になりますね。

さらに人のせいや環境のせいにしている人は、他の人から見て
も見苦しいものです。

自分の責任ととらえ、素直に反省し、向上している人はとても
素敵な人でもあると思います。