「困った時がチャンスです。頭のよくなるチャンスです」という歌を、以前、NHKの番組で聞いたことがあります。
「本当によい考え方だなぁ。こんな考えをみんなが持ったら、頭のよい人が増えるのになぁ」と大いに感心したものです。
例えば、成績が下がってしまった時、やけになって「もう勉強なんかやってもムダ。やめた」とすぐあきらめてしまう人。
そういう人は困った時が、悪い方へ落ち込んでいくスタートになってしまいます。
でも、1 00人にー人か二人くらいは、「これこそチャンス!」
なぜこんな失敗をしたのか、どこを改善すればよいのか、を考えるきっかけにして、マイナスをプラスに転じていく人がいるのです。
「さすが!」です。
毎日、毎日いやなことはいっぱいあります。
楽しいことしかない人など、ー人もいません。
そんな時、「むかついて、落ち込んで、あきらめる」のも自由。
「チャンス!」と思うのも自由。
でも選んだ先は、天国と地獄ほどの差がでてくるのです。
失敗したり、ころんだりするたびに、あきらめず、ひと工夫することを習慣にしてみましょう。
そういう精神態度が習慣化してくると、失敗が少なくなり、「あの人は頭のよい人」とか「頼りになる人」とか「信頼できる人」と言われるようになってきます。
『困った時こそ、チャンスと思おう。転んでも、成功の種をひろって起き上がり、努力して育てよう!』