子どもにはプラス思考を教えよう

人間は、自然にしているとマイナス思考になってしまうことが多いものです。子どもたちは人生経験もほとんどありませんから、学校では不安も多いと思います。

家庭では、御両親は子どもを立派に育てようと、様々に注意をしたり、躾(しつけ)をします。それはとても大事なのですが、ともすると、不足しているところを指摘して口やかましくなってしまうこともありますね。

子どもの教育に取り入れてほしいことがあります。それは、ポジティブシンキング(積極思考)やプラス思考を教えるということです。

学校ではこのような考え方を教えてはくれません。例えば、子どもが学校生活で悩んでいる時、明るい考え方を示してあげて、心を前向きにしてあげることはとても大切なことです。

悩みというのは、精神を成長させるチャンスでもあるのです。

人生は悩みの連続かもしれません。その悩みに真正面から取り組み、自分が成長していくにはどういう態度をとればよいのかを話し合いアドバイスができれば、子どもは問題解決能力を家庭の中ではぐくんでいけるようになっていきます。

ここで大切なことは、問題から逃げる方向に行くマイナス思考の習慣をつけないことです。このように育てられた子どもは、何か問題があれば逃げる、回避することしかできなくなってしまいます。

子どもの教育で大切な事は、どんな問題にも真正面から取り組み、夢を抱き、その道をしっかり歩んでいけるように自立心をそだてることです。

そのために必要な明るい面を見る習慣、建設的に考える習慣、困難な事にも泣き言を言わず強く進んでいく心意気を教えてほしいと思います。

このような言葉があります。

心配は心配を実現する。希望は明るい未来を実現する。

世の偉人たちは、皆このような言葉を残しています。

大切な子どもたちに積極的で、肯定的で、建設的な言葉をかけていただきたいと願っています。