子供がテスト見せた時、お母さんはどんな反応をしていますか?
テストの点数だけで子供を判断していませんか。
80点以上ならまぁ許せるが、60点以下だと胸のあたりが煮えたざって思わずイライラして
「勉強しなさい!」
を連発なんてことも、ままあるのではないでしょうか。
テストの結果についてどう考えるかですが、まずは結果だけで判断しないこと。
子供の成績というものはとても不思議なもので実力が少しずつ貯えられていても、テストの結果にすぐには結びつかないこともあるものです。
今までより努力していたにもかかわらず、結果が出せなかった時は、
「努力は必ず報われるときが来るよ。あきらめずにがんばっていこうね」
と努力の姿勢をはげましてあげることがとても大切です。
また、テストの結果は興味をもってみるが、毎日子供がどのように勉強に取り組んでいるかを一歩下がって見ていてあげることは、ついつい忘れがちです。
でもこれがとても大事なことなのです。
勉強を楽しくしているか?
毎日少しづつでもコツコツ努力しているか?
勉強に嫌気がさしていないか?
など、口を出す前に観察してほしいと思います。
勉強に興味をなくしていくにはきっかけがありますから、テストの点数より
子供がどこでつまづいたかをよく知っておくことがとても大切です。
お母さんも興味をもち、また工夫してそこを改善していく手助けしてほしいと思います。
「勉強しなさい」という言葉だけでは、子供はやる気をそがれてしまいます。
テストの結果にー喜ー憂せず、ー歩さがって子供を観察し、努力にたいし
てはほめ、できないことには励ましながら協力していくという忍耐強さが大切かと思います。