子どもに部屋が汚いことを注意したことは多々あると思います。
子どもが片付けが下手な場合、親も下手なことが多いように思います。
以前あるお母さんから聞いた話です。
子どもさんに「部屋をかたづけなさい!」と感情的に命令口調で注意したそうです。
そのあと、その子どもさんは「お母さん、自分がきれいに片づけてから言って!」と言葉をかえされてしまったとのこと。
そして、リビングを見て我に返ったのだそうです。
確かに、子供の言う通り。
自分が片付けができていなかったんだと、大いに反省したと話していました。
その後、そのお母さんは、子供に何かを命令するのではなく、できるだけ自分の後ろ姿で教育しようと思ったそうです。
そして、お兄ちゃんで学んだことを生かし、弟には「一緒に片づけよう」と言って楽しく、机の引き出しや、机の上を時々整理整頓したそうです。
すると、きれいにするのが習慣化し、親もびっくりするほど整理の達人になってしまったとのことでした。
整理整頓も教え導くことが大切だと思います。
一緒に楽しく整理する、きれいにするということが、子どもにとっては整理整頓は楽しいんだ、とても清々しい(すがすがしい)という事を身を持って教えることになると思います。