2007年にユニセフ・イノチェンティ研究所が33カ国の15歳を対象とした、子どもの幸福度調査を発表しました。
そのなかで、特に目を引いたのが「孤独を感じる」と答えた日本の子どもが29.8%でトップだったことです。2位が10.3%で3位がひと桁であるにもかかわらず、あまりにも高い数字です。
どうしてこのような結果がでてしまったのか、いろいろな要因があるとは思います。でも、大切なことはそれぞれの家庭のご両親が、「子育ての大切さ」をもっと自覚しなければならないのではないかと思うのです。
そして、親としてどうあるべきかということももっと考えてみる必要があるのではないでしょうか。
普段何気ない生活の中で、子どもを邪魔者扱いしてはいないでしょうか。
子どもの話しに真正面から向き合ってきちんと会話ができているでしょうか。
親の都合が悪くなったら、機嫌が悪くなったり、どこかへ逃げて話をはぐらかしたりしていないでしょうか。
子どもをロボットのように親の都合に合わせて動かしていないでしょうか。
親という仕事は、本当にかけがえのない素晴らしい仕事です。
また、とても楽しい、やりがいのある仕事でもあります。
子どもの目を見て、笑ってみてください。
そうすれば、今子どもが孤独かそうでないか、きっと分かると思います。