あるお子さんが夏休みにゲームばかりしていた時のこと。
その子のお母さんはこんなふうに忠告したそうです。
「遊んでばかりいると、将来、○○公園で新聞紙に包(くる)まって寝ることになるわよ。
お父さんもお母さんも、あなたが大人になったら養ってあげられないの。
大人になったら自分でお金を稼がないといけないの。
それにお母さんたちが死んだら、あなたは一人で生きていかなければならないでしょ。
自分で生きていくためには働かないといけないの。
働けるような力をつけるには自分で勉強しなければならないのよ」
それを聞いたその子どもは一瞬ギクッとし、そのあと勉強の大切さを理解し、それからは本当に一生懸命勉強に励んだということです。
親のちょっとした一言、アドバイスが子供に相当な影響を与えます。
環境に流されて、あとから「しまった!」と思っても無駄に使ってしまった時間は戻ってきません。
現代は、知識がとても重要な時代です。
こつこつと積み重ねることの大切さ、努力することはけっして無駄にはならず、よりよい未来をつくる種まきなのだということを子供たちに知ってほしいと願っています