点数にならないものを評価してあげよう

お母さんは、お子さんを冷静に観察したことはありますか?

忙しくて子供のことをじっくり見てあげられないことも多いですが、意外にお母さんは、子供の悪いところを指摘することは得意のようです。

子供にもっとよくなってほしい、こんな子になってほしい、こんなところを直してほしいと注文は一杯あるのですが、「それなら良いところはどこですか?」とお聞きすると、答えるのに少し時間がかかります。

「子供の成績をよくしたい」
お母さんがそう思うのは当然ですね。
でも、なんだか努力逆転の言葉かけや子供への評価をしているところがあるのでは?

子供たちは、実は素晴らしいダイヤモンドの原石です。

磨けば必ず光ります。

子供を光り輝かせるために、まず学校や塾のテストの点数にならないものも評価してあげてください。

点数の高いなと思うところから、ほめ言葉をかけてあげましょう。
子供のがんばっているところ、性格の良いところ、ちょっとした心遣いができるところ。
いろんな素敵なところがあるはずです。

そんなよいところを評価してあげることで、自分の良い点、長所を自覚させてあげてほしいのです。

一緒に生活していると、どうしても叱ってしまうことが多くなるかもしれませんね。
お母さんも疲れているし、お母さんのほうこそほめてほしいかもしれません。

でも頑張ってほしいと思います。
少し深呼吸をして(そうすると心が落ち着きますよ)愛情込めて、
「○○ちゃん、あなたこういうところが素敵ね」
と頭をなでてあげてくださいね。

きっと何かが変わることに気づくはずです。
子供の心が豊かになり、勉強も頑張ろうと思うものです。