価値のある人になろう

 

アインシュタインの言葉

成功者になろうとするのではなく、

むしろ価値のある人になろうとしなさい。

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アインシュタインはとてもためになるステキな言葉をたくさん残しています。

今回取り上げたこの言葉の意味を味わってみてほしいと思います。

成功者とは一般的に地位や名誉や富を得た人のことをさしますが、
価値のある人とはどんな人でしょうか?

いろんな答えがあると思いますが、「あなたがいてくれてよかった」と言われる人ではないでしょうか。
学校で価値ある人とはどんな人でしょうか。
困っている人を助けてあげたり、クラスをうまくまとめていける人はきっと価値ある人だと思います。
例えば、合唱コンクールなどがあれば、伴奏のピアノを弾いてくれる人、指揮をしてくれる人もそうでしょう。

「価値ある人」とは「誰かのお役に立てる人」です。
昨今、「自己中」という言葉が流行っていますが、そんな態度ではいけませんね。

まずは家庭や学校など自分が属している組織のなかで、何らかのお役に立ってみましょう。
他の人のために何かしてあげられることはないかを考えて行動に移してみましょう。

そんな習慣が少しずつでも積み重なっていくと、将来本当にびっくりするくらい「価値のある人」
になっているはずです。

日々の勉強の努力は自分をより価値ある人へと成長させていくためにどうしても必要です。
勉強と精神的な成長、両方をめざして努力してほしいと思います。

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偉人伝を読もう

 

子どもたちに「将来どんな人になりたい?」と聞いてみてください。
どんな答えが返ってくるでしょうか。

昔は学校の校庭には、二宮金次郎の本を読みながら薪をしょっている像があったものです。
きっと先生方に子どもたちにも二宮金次郎のようになってほしいという願いがあったからなのでしょう。

今のお父さん、お母さんは子どもたちにどんな大人になってほしいと思っているのでしょうか。

落ちこぼれず、無難に、そこそこの成績でいいとか、何とか人なみならいいとか、
あるいはものすごく高望みをしてしまうとか・・・

親ですら、理想の大人像が見失われているような気がします。

今の日本に欠けているものは、理想だと思います。
社会は暗澹とし、未来が見えない世の中です。

そんな時に大切なのが教育だと思います。
子どもたちに、どう生きていけばいいのか、
何を理想として生きていけばいいのか、
それを大人たちが教えていかなければならないと思うのです。

学校では今はほとんど人格教育が失われてしまいました。
金八先生のような熱血教師がいれば別ですが、
なかなかそのような先生も少ないかもしれません。

学校が教育力を失ってしまっているようにも思います。

それならば、家庭で子どもたちに理想の人間像とは
どういうものかを偉人伝を通して教えてほしいと思うのです。

二宮金次郎、坂本龍馬、聖徳太子、光明皇后・・・
日本にも偉人といわれる方はたくさんいました。

こどもたちに、人間の理想とするものは何かということをぜひ教えてほしいと思います。

偉人伝の読書は、読み聞かせをして、お父さん、お母さんも共に感動してほしいと思います。
必ずや、こどもたちの心に何らかの光をともすことになると思います。