環境のせいにしない

人は常に、現在の自分がこうなのは
自分の置かれた環境のせいだとする。
私は環境など信じない。
この世で成功する人は、
自ら自分の望む環境を探す人であり、
たとえ見つけることができなくても、
自分でそれを作り出す人である

ジョージ・バーナード・ショウ
(アイルランドの劇作家、小説家、批評家)

優れている人は間違いも多い

間違いや失敗をしたことのない者だけは信用してはならない。そのような者は、無難なこと、安全なこと、つまらないことにしか手をつけない。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを行うからである。

P.F.ドラッカー

(アメリカの経営学者・社会学者)

夢は現実の苗木

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夢は現実の苗木です。
この世界でこれまでに達成された偉大な業績のすべてが、
最初はたんなる夢にすぎませんでした。

樫(かし)の木は、しばらくのあいだ、ドングリのなかで眠っています。
鳥たちは、しばらくのあいだ、卵のなかで待っています。

そして、人間の美しいビジョンのなかでは、
それを実現させようとして、天使たちがせわしなく活動しています。

ジェームズ・アレン(作家、思想家)

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「夢は現実の苗木」という言葉を覚えておくといいですね。
こうなりたいという苗木を植えていますか?

ワクワクするような苗木を植えて、大切に育てていってほしいと思います。

心のなかを美しいビジョンで満たしましょう。
そしてあなたが描いたステキな未来を創造していきましょう。

夢見ることの大切さ

 

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夢見ることができれば、
それは実現できるのです。

ウォルト・ディズニー(ディズニー創始者)

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夢を見ることとは、こんなふうになったらいいなぁと未来に希望を持つこと。
未来に明るい希望を持ち、素晴らしいイメージを持ち続けることができること
は何でも実現できるのです。

もっともっと夢を心に描きましょう。
現実だけを見ているのではなく、
未来がどんどん明るくなるような夢を見続けましょう。

ディズニーはどん底生活のなかで、狭く汚いアパートの生活で、
壁に穴が開いているところからネズミが出入りしているのを見て、
ミッキーマウスを思いつきました。
もし、彼が夢を見ることもなく、ネズミを単に汚いものとしか
見ていなかったら、今のディズニーランドは生まれてはいなかったでしょう。

そんなディズニーの言葉ですから、信じて実行してみてはいかがでしょうか。

 

若いうちの苦労は宝

 

ジョン・D・ロックフェラーの言葉

若いうちに苦労して
人生の土台を築く、
こんな恵まれたことはないよ。
あの三年半の見習い時代も、
あのときに始終苦労したことも、
今となってはありがたい。
いくら感謝しても感謝しきれないくらいだ

ジョン・D・ロックフェラー(1839~1937)は、アメリカの石油王であり、
米紙『ニューヨーク・タイムズ」(2007)で歴代大富豪の第1位に輝く、
史上最高の大富豪。幼少時から亡くなるまで、収入の10分の1を教会に
献金し続けた。巨額の資産を慈善事業に投じたことで有名。

 

小さなことを積み重ねる

 

2012年7月14日、イチロー選手のヤンキースへの移籍のニュースが大々的に報じられていました。

その映像の中で、イチローが語った言葉が印象に残っています。

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小さなことを積み重ねることが、

とんでもない所に辿(たど)りつくただ一つの道

イチロー

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生徒のみなさんは、この言葉を心に刻んでほしいと思います。

毎日の勉強をコツコツとすること。

とても地味でこんなことをしていてなんになるのだろうと
ばかばかしくなることがあるかもしれません。

でも、どんな偉業も小さなことの積み重ねなのです。

スカイツリーだって、いきなりあの大きなタワーができあがったのではありませんね。

設計図通り、多くの人たちが、毎日小さな仕事をコツコツ、コツコツとしていったことで出来上がったのです。

今のみなさんは、「なんでこんな勉強ばかりしないといけないの?」
と疑問を感じる人もいるかもしれませんね。

それは、大きな目標に向かって一歩ずつ前に進んでいることなのです。

難関校に合格した人は、やはり毎日毎日うまずたゆまず、単調な小さな努力を積み重ねた人たちです。

みなさんも、勉強していて、時々気が乗らなくなるときもあることでしょう。
そんな時はイチロー選手のこの言葉を思い出してくださいね。

紙に書いて勉強机の前に貼っておくのもいいかもしれません。

 

考えて努力すること

 

エジソンの言葉

「成功しない人がいたとしたら、
それは考えることと、努力すること、
この二つをやらないからではないだろうか」

何か問題にぶつかってすぐあきらめる人は、
進歩も成長もありません。

問題や、壁は成長するためにあると考えましょう。

そしてどうすれば解決出来るのかじっくり考える習慣を
身につけたいものですね。
そして、努力をしつづけることがあなたを
成功へと導いていくのです。

 

価値のある人になろう

 

アインシュタインの言葉

成功者になろうとするのではなく、

むしろ価値のある人になろうとしなさい。

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アインシュタインはとてもためになるステキな言葉をたくさん残しています。

今回取り上げたこの言葉の意味を味わってみてほしいと思います。

成功者とは一般的に地位や名誉や富を得た人のことをさしますが、
価値のある人とはどんな人でしょうか?

いろんな答えがあると思いますが、「あなたがいてくれてよかった」と言われる人ではないでしょうか。
学校で価値ある人とはどんな人でしょうか。
困っている人を助けてあげたり、クラスをうまくまとめていける人はきっと価値ある人だと思います。
例えば、合唱コンクールなどがあれば、伴奏のピアノを弾いてくれる人、指揮をしてくれる人もそうでしょう。

「価値ある人」とは「誰かのお役に立てる人」です。
昨今、「自己中」という言葉が流行っていますが、そんな態度ではいけませんね。

まずは家庭や学校など自分が属している組織のなかで、何らかのお役に立ってみましょう。
他の人のために何かしてあげられることはないかを考えて行動に移してみましょう。

そんな習慣が少しずつでも積み重なっていくと、将来本当にびっくりするくらい「価値のある人」
になっているはずです。

日々の勉強の努力は自分をより価値ある人へと成長させていくためにどうしても必要です。
勉強と精神的な成長、両方をめざして努力してほしいと思います。

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