ブログ「スマイルメッセージ」

沈黙は金

子育てをしていると、つい一言が多くなってしまうことがあります。

子どもが話をしているのに、それはほとんど聞かず、親の主張ばかりしてはいないでしょうか。

つい言葉にしてしまったことで、子供が不機嫌になり、ますます子供は親の言うことを聞かなくなる
という悪循環に陥ります。

おとなしい性格の子は口を閉ざし、大事なことを話さなくなります。
また、気の強いタイプの子は、反抗的になりなにかにつけ逆らってきます。

本当は親子で和やかに話し合ったり、笑いあったりするのが理想です。
そんな状況を望むのであれば、一度沈黙をしてみてください。

そして、子供の話を真剣に「そうか、そうか」と聞いてみてください。
子どもはいろんな話をしてきますが、それに対して判断したり、詳しく聴こうとしたり、
馬鹿にしたりせず、じっくりと話を聞いてください。
うなづいて聞いているだけで、いろんなことがわかってきます。

子どもはこんなことで学校で悩んでいたのか。
こんなに成長したんだな。
こんなことで喜んでいるんだ。

と今まで知りたくても知ることができなかったことをどんどん話してくるでしょう。
(ただし、思春期には話さなくなります)

子供は話を聞いてもらい受け入れてもらうことで安心感を得、精神的に落ち着くのです。

そしてそのような落ち着いた精神を土台として、勉強に意欲も出てきてさらに成長していきます。

「沈黙は金」これは本当に名言です。
相手の話をよく聴く訓練は親子、夫婦、その他の人間関係においても大切なことであると思います。

夢は現実の苗木

☆~☆~☆~☆

夢は現実の苗木です。
この世界でこれまでに達成された偉大な業績のすべてが、
最初はたんなる夢にすぎませんでした。

樫(かし)の木は、しばらくのあいだ、ドングリのなかで眠っています。
鳥たちは、しばらくのあいだ、卵のなかで待っています。

そして、人間の美しいビジョンのなかでは、
それを実現させようとして、天使たちがせわしなく活動しています。

ジェームズ・アレン(作家、思想家)

☆~☆~☆~☆

「夢は現実の苗木」という言葉を覚えておくといいですね。
こうなりたいという苗木を植えていますか?

ワクワクするような苗木を植えて、大切に育てていってほしいと思います。

心のなかを美しいビジョンで満たしましょう。
そしてあなたが描いたステキな未来を創造していきましょう。

夢見ることの大切さ

 

☆~☆~☆~☆

夢見ることができれば、
それは実現できるのです。

ウォルト・ディズニー(ディズニー創始者)

☆~☆~☆~☆

夢を見ることとは、こんなふうになったらいいなぁと未来に希望を持つこと。
未来に明るい希望を持ち、素晴らしいイメージを持ち続けることができること
は何でも実現できるのです。

もっともっと夢を心に描きましょう。
現実だけを見ているのではなく、
未来がどんどん明るくなるような夢を見続けましょう。

ディズニーはどん底生活のなかで、狭く汚いアパートの生活で、
壁に穴が開いているところからネズミが出入りしているのを見て、
ミッキーマウスを思いつきました。
もし、彼が夢を見ることもなく、ネズミを単に汚いものとしか
見ていなかったら、今のディズニーランドは生まれてはいなかったでしょう。

そんなディズニーの言葉ですから、信じて実行してみてはいかがでしょうか。

 

失敗が成長のチャンス!

子育てをしていると、子どもの行動にイライラさせられることは多いと思います。
でも、生まれて数年しかたっていない子どもがいろんな失敗をするのは当たり前です。
みんな、失敗しながらいろんな知恵を身につけていくのです。

子育てをしていると、子どもの行動にイライラさせられることは多いと思います。
でも、生まれて数年しかたっていない子どもがいろんな失敗をするのは当たり前です。
みんな、失敗しながらいろんな知恵を身につけていくのです。

子どもが失敗した時、おかあさんがたはどんな対応をしているでしょうか?

「ダメジャないの!あなたは本当にダメな子ね」
こんなふうに叱ったことはありませんか?

こんなふうに叱られた子の心境はどんな感じでしょうか?
「私はダメな子なんだ。いつも失敗してばかり」
と、自分はダメな子と思い込み、自信をなくしていきます。

そんな時は、まず腹を立てないことです。
そして、心して穏やかに語りかけていただきたいのです。

「どうしてそんな失敗をしたんだろう?」
「今度から失敗しないようにするにはどうしたらいいんだろう?」
と一緒に考えてほしいのです。

すると、子どもは「これからは、このようにしたほうがいい」とか
「もっとこうしたらよかった」と改善点を発見します。

おかあさんも一緒に楽しく考えてほしいと思います。

そして子どもがいいアイディアを出したときは、ほめてあげてください。

そんな対応を心掛けていると、子どもは失敗を恐れなくなります。
失敗を恐れなくなると、チャレンジ精神が旺盛な子どもになるのです。

そして問題解決能力の高い子どもに育っていきます。

昔から「失敗は成功の元」と言われています。
失敗は成功するためのチャンスなのです。

子どもには失敗しても、失敗しても立ち上がるたくましい子どもになってほしいと思います。

そのためには、家庭の中で、失敗が実は成功していくための大きなチャンスなんだということを毎日の生活の中で
教えていただきたいと思います。

若いうちの苦労は宝

 

ジョン・D・ロックフェラーの言葉

若いうちに苦労して
人生の土台を築く、
こんな恵まれたことはないよ。
あの三年半の見習い時代も、
あのときに始終苦労したことも、
今となってはありがたい。
いくら感謝しても感謝しきれないくらいだ

ジョン・D・ロックフェラー(1839~1937)は、アメリカの石油王であり、
米紙『ニューヨーク・タイムズ」(2007)で歴代大富豪の第1位に輝く、
史上最高の大富豪。幼少時から亡くなるまで、収入の10分の1を教会に
献金し続けた。巨額の資産を慈善事業に投じたことで有名。

 

明るい言葉の出せる人になろう

 

明るい言葉には人を元気にする力があります。

「ありがとう」

「ごくろうさま」

「お父さんのおかげです。ありがとう」

「がんばってますね」

「あなたならできます」

「あなたが子どもで本当によかった。
   生まれてきてくれてありがとう」

そんな言葉をかけられたら、うれしいし、またがんばろうと思いますよね。

でも、そのような明るい言葉を発し続けられる人には残念ながらめったにお会いすることができません。

だからこそ、努力して明るい言葉をかける訓練をしてみませんか?

明るい言葉を出すためには、自分のグチをおさえて、他の人のことを思いやる気持ちをもたなければなりません。

自分のわがままな弱い心に打ち勝たなければ、明るい言葉を出し続けることはとても難しいのです。

それでもがんばってそんな言葉を出せる人になっていただきたいと思います。

そんな前向きな態度は必ずいろいろな場面で、あなたにプラスをもたらすことになるでしょう。

人は明るい人が大好きですし、ましてや一緒にいて元気になる人は大好きだからです。

まずは今日からぜひ、明るい言葉を1つでも2つでも誰かにプレゼントしてみましょう!

 

小さなことを積み重ねる

 

2012年7月14日、イチロー選手のヤンキースへの移籍のニュースが大々的に報じられていました。

その映像の中で、イチローが語った言葉が印象に残っています。

☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆

小さなことを積み重ねることが、

とんでもない所に辿(たど)りつくただ一つの道

イチロー

☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆~~☆

生徒のみなさんは、この言葉を心に刻んでほしいと思います。

毎日の勉強をコツコツとすること。

とても地味でこんなことをしていてなんになるのだろうと
ばかばかしくなることがあるかもしれません。

でも、どんな偉業も小さなことの積み重ねなのです。

スカイツリーだって、いきなりあの大きなタワーができあがったのではありませんね。

設計図通り、多くの人たちが、毎日小さな仕事をコツコツ、コツコツとしていったことで出来上がったのです。

今のみなさんは、「なんでこんな勉強ばかりしないといけないの?」
と疑問を感じる人もいるかもしれませんね。

それは、大きな目標に向かって一歩ずつ前に進んでいることなのです。

難関校に合格した人は、やはり毎日毎日うまずたゆまず、単調な小さな努力を積み重ねた人たちです。

みなさんも、勉強していて、時々気が乗らなくなるときもあることでしょう。
そんな時はイチロー選手のこの言葉を思い出してくださいね。

紙に書いて勉強机の前に貼っておくのもいいかもしれません。

 

未来を見すえた教育を―英語は出来て当たり前になる

 

世の中は時々刻々と変化してきています。
そして、子供たちの将来もどんどん変わっていきます。

子供を教育するにあたって、世の中の流れを知り、勉強しておくことは
親としてとても大切なことだと思います。

今や、国の政策にまかせておけばいいではすまなくなっています。

ゆとり教育が始まった時、いち早くその危険性を知り、子供にゆとりを与えなかった
親たちと、そのままゆとり教育の流れに子供を乗せてしまった親たち。

その後の子供の将来は大きく変わることになりました。

ゆとりの流れの中でも努力をし続けた子供たちが、今トップレベルの企業に就職していっているのです。

今後も社会情勢はどんどん変わっていきます。
その中で、何が正しいか、正しくないかを見極める力が求められています。

日本および世界はどんなふうに変わってきているのでしょうか。

JOB WEBによると、「かつては「武器」と呼ばれた英語力(スキル)が、いまや「標準装備」になりつつある(英語ができると有利だった状況から英語ができないと不利になる状況への変化)。」と言われています。

なぜそうなっているのかという理由は、

1.日本企業が海外を志向していること

2.外国企業による日本企業の買収

3.日本企業による海外企業の買収

などがあげられていますが、将来は英語が当たり前に使える人材でないと企業から求められなくなる可能性もあるということです。

そのような状況にも関わらず、産業能率大学の2010年の「若者の内向き志向」調査では「海外で働きたいと思うか」という問いで
「働きたいとは思わない」が29.2%(2001年)から49%(2010年)に跳ね上がっています。

教育は勉強を教えるだけではありません。
様々な社会情勢や未来に必要とされることなど、機会を見つけては子供たちに話してあげることが大切です。

その時に大切なことは、悲観的なったり、押し付けたりするのではなく、将来に備えて努力していくことで未来がどんどん開けていくということを教えることだと思います。

子供たちがチャレンジ精神を忘れず、内向きになることなく、未来に大きくはばたけるように導いていきたいものですね

 

海外の教育事情―日本も学ぶべきです

 

日本は島国です。
ですからどうしても情報鎖国になりやすいようです。
時には世界に目を向けて、外から日本を見てみるのも大切です。

学生であるならば、一度は海外に出て様々な国を見て、体験してほしいと思います。

今の日本は、政治も経済も教育も疲弊状態。
若者は夢を失い、元気をなくしているように見えます。

先日、中国で働いている知人が帰国して、「日本の若者は本当に元気がない。覇気がない」
と嘆いておられました。

日本では、格差社会、格差社会と声高にマスコミも叫んでいますが、多くの国は日本とは比べ物にならないくらい格差社会のなか、世界で活躍できるトップクラスの人材教育を国をあげて努力しています。

日本人に足らないものは、英語力とコミュニケーション力と川添恵子氏は指摘しています。
(川添恵子氏は世界30ヶ国以上の教育現場を取材し続けているノンフィクション作家)

海外の多くの国は、国内では希望の仕事につける可能性が少ないため、小さなころから世界を見すえ、
英語は必須と努力し続けているそうです。

また、日本と海外では子育ての仕方も違うそうです。
日本はできないところを注意する減点主義のお母さんが多いそうですが、海外のお母さんは圧倒的に加点主義だそうです。

子どものできるところをほめて自信をつけさせるそうです。
日本人のお母さんに比べるととてもほめ上手なんだそうです。
みならいたいところですね。

各国の教育環境は

シンガポールは「人材こそが最大の資源」と国策で公用語のバイリンガルの育成をしています。
幼少期から公用語の中国語(もしくはマレー語、タミル語)と英語のバイリンガルにする」という方針で教育をしています。

インドでは都市部の名門私立では、小学校からほとんどの授業を準公用語である英語で行うそうです。
インドはカースト制があるため、すべての子どもが私学に入れるわけではないが、ある段階で全国統一テストがあり、優秀な私立でも転向させられたり、逆に、成績のいい子はレベルの高い学校にスカウトされることもあるそうです。

インド工科大学は技術系大学で世界3位となっていますが、同大学は政府の投資により学費や寮費も安く、家族の経済状況に左右されることなく、試験の結果次第で入学のチャンスがあるとのこと。
優秀な学生を惜しみなく応援するシステムが素晴らしいです。

韓国は100%の子どもが塾や習い事に通うほど教育熱心。
また、論塾の塾があるというほど、進学や就職では必ず面接があり、「論述」の教育が重要視されている。

自分の意見をはっきりと論理的に述べる能力は英語の能力とともに大手企業に就職するエリートには必要不可欠とのことです。

韓国は終身雇用ではなく、大手企業でも40代でリストラされることがほとんど。
そのためこの厳しい現実の準備として、若いころから資格や技術を身につけようと意欲的に努力しているのだそう。

今、日本も以前のような高度経済成長はなく、先日、消費税増税が可決されたということは、さらに厳しい経済状態が予想されます。
そんな中で、教育はとても重要です。

海外の発展途上の国々の親たちは、自分の身を削って子どもの学費を捻出し子どもに勉強をさせています。
それは、裕福な家庭だけではなく、貧しい家庭でも同じです。
野口英世のお母さんのような母が世界にはたくさんいるということです。

日本人も、生活が苦しいからとか、政治が悪いからとか現状に対して言い訳をするだけではなく、世界情勢や日本の情勢をよく見て、将来子供が世の中で立派に貢献できるように今から様々な努力をさせてほしいと思います。

 

短所より長所をみつめよう

 

みなさんはとてもたくさんの長所を持っています。

まず、それを自覚しましょう。

私たちは、生活の中でいろんな失敗をしたり叱られたり、
うまくいかなかったりして、どんどん自信をなくしてしまうのです。

そんな生活のなかにいたら、普通の人ならマイナス思考になり、
「自分はだめなんだ」とどんどん心が小さくなってしまうものなのです。

でもあなたにはたくさんの長所があります。
それを一つ一つ思い出してみましょう。

友達のために手助けしてあげた自分。

お母さんが落ち込んでいた時に励ましてあげた自分。

苦しいときに、耐えた自分。

お年寄りの方が困っていた時、何かしてあげたいと思った自分。

思い出せば、きっとたくさんの長所が見えてくるはずです。

あなたの長所は、他の人はなかなか教えてくれません。

だから自分で自分をほめることもとても大切です。

特に叱られたり、落ち込んだ時にはそのままマイナスにならずに
プラスに打ち返していく自分を作っていきましょう。

もちろん、注意されたことを反省することはとても大切です。

でもその反省は落ち込むためのものではありませんね。
さらによくなっていくための反省にしましょう。

そして、反省したら、

「こんなに長所をいっぱい持っている自分なのだから明るくがんばろう」
と考えるようにしましょう。